原材料価格の高騰の影響は観光地、温泉地にも(写真の地域とは直接関係ありません)
中東情勢の緊迫化による原油価格の高騰が宿泊業界にも大きな影響を与えている。光熱費が前年に比べ大幅に上昇。食材やアメニティ、リネンなどさまざまな物品の仕入れ価格も上昇している状況だ。今後もあらゆる経費が上昇すると見込まれ、「自助努力で吸収できる限界を超えつつある」と経営者は危機感を募らせている。
経営を圧迫、旅行キャンセルなど集客にも影響
「非常に深刻な影響を受けている。コロナ禍からの完全復活を目指す中で、このコスト増は経営を圧迫する大きな要因となっている」
こう語るのは、中部地方で2軒の旅館を経営するA社だ。温泉の温度管理、厨房での調理、客室の空調など、「旅館運営の根幹に関わる部分」を維持する電気、ガスなどの光熱費が前年比で約15~20%上昇しているという。
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