男性装束のイメージ衣装
寛永行幸四百年祭実行委員会(事務局・京都府)は6日、京都市内で、来年12月に行う再現行列の説明会を開いた。参加方法などを発表するとともに、出席した参加者による行列ルートのまち歩きを実施した。

市民に向けて行列を説明
寛永行幸は寛永3(1626)年9月にあった。徳川幕府が後水尾天皇を二条城に招きもてなした“ビッグイベント”で、朝廷方が二条城へ向かう際には総勢約9千人の行列ができたとされる。
来年は行幸から400年の節目となり、12月6日に京都御苑から二条城東大手門(約3キロ)までを歩く時代行列を再現するほか、当時の歴史や文化に光を当てた展覧会などを開く。
実行委は6日から、時代行列の優先参加資格を得ることができる先行エントリーを開始した。期間は来年3月31日までで、応募者は優先的に配役を決める先行抽選(来年4月予定)に参加できる。選ばれると当時の装束を身に着けて歩ける。

男性装束のイメージ衣装
応募条件は、(1)18歳以上で健康な人(2)礼法、作法研修、衣装合わせなどの事前行事に参加できる(3)日本文化、歴史体験に関心がある―など。寛永行幸四百年祭公式サイト内にある先行エントリーボタンから必要事項を記入して応募する。
行列の構成や配役、観覧席の場所、参加料などは順次発表する。




