
観光庁がこのほど発表した2025年6月の宿泊旅行統計調査(第1次速報値)によると、全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は前年同月比2.8%減の4921万人泊となり、3か月ぶりに前年を下回った。内訳は、日本人が3.4%減の3597万人泊、外国人が1.3%減の1324万人泊となり、いずれも前年を下回る結果となった。
一方で客室稼働率は全体で58.7%となり、前年同月比で1.4ポイント増加した。施設タイプ別に見ると、旅館が1.2ポイント増の33.8%、リゾートホテルが0.3ポイント増の50.5%、ビジネスホテルが1.2ポイント増の72.7%、シティホテルが1.5ポイント増の73.3%。簡易宿所は2.5ポイント増の28.0%となった。
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