
北海道観光機構は、道外からの修学旅行が新型コロナの影響から回復したのを受け、改めて誘致拡大に向けた取り組みに力を入れている。
道外からの修学旅行は、新型コロナの感染拡大が始まった2019年度から落ち込み、20年度には以前の6分の1の2万6212人に、21年度も約3分の1の7万9689人にと減少。その後、5類移行を受けて22年度には19年度を超える1146校、16万2063人にと回復し、以降も同様な状況が続いている。
しかし、修学旅行を巡る環境は、貸し切りバス不足や物価の高騰、オーバーツーリズム、温暖化による災害リスクなどの問題が生じるとともに、「総合的な学習(探究)の時間」の設定による学校側のニーズも変化。
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