
国土交通省は3月8日、2022年の航空輸送統計速報を発表した。国内線定期航空輸送の旅客数は、前年比81.0%増の7951万人となった。このうち、新千歳・羽田・成田・大阪・関西・福岡・那覇の各空港を相互に結ぶ路線を指す「幹線」については77.2%増の3465万人、そのほかの路線を指す「ローカル線」については84.0%増の4486万人だった。
国内線のうちもっとも乗客が多かったのは、昨年2位だった羽田/新千歳線で前年比76.8%増の665万2765人。座席利用率は11.5ポイント増の64.5%だった。2位は昨年1位だった羽田/福岡線で、62.2%増の661万3071人、座席利用率は6.5ポイント増の64.6%だった。3位は昨年と同じ羽田/那覇線で、93.0%増の501万1759人、座席利用率は20.1ポイント増の70.0%。上位5位は羽田線が占める結果となった。
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