2017年 ハロウィンに関する調査~マクロミル調べ


 インターネット調査のマクロミルは「2017年 ハロウィンに関する調査」の結果を発表した。

 10月31日はハロウィン!すでに、ハロウィン関連の商品やイベントが多数登場しており、当日は仮装した人々がお祭り騒ぎをする様子が報道されるなど、秋の一大イベントとして恒例化しつつあります。

 昨今、爆発的に広がったハロウィンですが、どのような意識で楽しんでいる人が多いのか、全国15~69歳の男女2,000人を対象に調査しました。

■Topics

  • 若い世代ほどハロウィンが楽しみ! 10代は60代のおよそ6倍!
    ハロウィンの盛り上がりに、30代以下は「賛成」、40代以上は「反対」が優勢」
  • “ハロウィンで仮装”は1割程度で、少数派! 仮装はせずに“ちょいハロウィン”が主流?
  • ハロウィンは、お金をかけない?かけられない!? 平均予算は3,691円で、秋~冬イベントの中で最低

■調査結果

【1】若い世代ほどハロウィンが楽しみ! 10代は60代のおよそ6倍!
    ハロウィンの盛り上がりに、30代以下は「賛成」、40代以上は「反対」が優勢

 ハロウィンが楽しみですか?と尋ね、「とても楽しみ」「やや楽しみ」と答えた人の合計を比べたところ、年代が若くなるほど楽しみにしている人が多いことが分かりました。60代はわずか7.6%にとどまっているのに対し、10代はその約6倍の44%です。

【図】 ハロウィンが楽しみか
ベース:全体 / n=2,000

日本におけるハロウィンの盛り上がりに対して賛成か反対かを尋ねたところ、10~30代では賛成派が多数であるのに対して、40~60代では反対派が賛成派を上回る結果となりました。

【図】 ハロウィンの盛り上がりに賛成か、反対か
ベース:全体 / n=2,000

【2】“ハロウィンで仮装”は1割程度で、少数派! 仮装はせずに“ちょいハロウィン”が主流?

 今年のハロウィンで仮装したいかを尋ねました。「仮装をしたい」と回答した人は10%程度で、ハロウィンを楽しみにしている層が一番多い10代でも21%にとどまります。テレビや新聞等の報道で、仮装をしてハロウィンを楽しむ人がクローズアップされることも増えきましたが、実際に仮装を楽しんでいる人は、少数派のようです。

【図】 ハロウィンの仮装をしたいか
ベース:全体 / n=2,000

【図】 ハロウィンの仮装をしたいか<年代別>
ベース:全体 / n=2,000

 また、仮装以外の楽しみについて“買い物”の視点から傾向を探ったところ、何かしらのハロウィン商品を買いたいと思っている人は34%でした。ハロウィン商品の購入意向者に内容を確認すると、男女共に最多は「ハロウィン限定のスイーツ、お菓子」で男性73%、女性83%でした。2番目には男性が「ハロウィン限定の外食メニュー」29%、女性が「飾り付けグッズ」31%となっています。ハロウィンが楽しみだという人の中でも、派手に楽しみたいというよりは、限定のお菓子を買う、限定メニューを食べる、また飾り付けをするなどの、“ちょいハロウィン(ちょっとしたものでハロウィン気分)” を楽しもうという傾向がありそうです。

【図】 ハロウィン関連商品の購入意向
ベース:ベース:全体 / n=2,000

【図】 ハロウィン関連商品の購入意向<男女別>
ベース:ハロウィン商品・サービスを何かしら買う予定の人 / n=682(複数回答可)

【3】ハロウィンは、お金をかけない?かけられない!? 平均予算は3,691円で、秋~冬イベントの中で最低

 ハロウィンを含めた秋~冬の年中イベントで、最大でいくらお金をかけてもいいと思うか尋ねました。ハロウィンは平均3,691円で、秋~冬のイベントの中で最低という結果になっています。

 ハロウィンに関連したニュース等では、凝った仮装や豪華なパーティがピックアップされることも多いですが、大多数が他のイベントと比べると小ぢんまりとハロウィンを楽しんでいる傾向にありそうです。ハロウィン後には、秋~冬のイベントの中で最もお金をかけるお正月(平均20,385円)、2番目にお金をかけるクリスマス(平均12,461円)がひかえているため、あまり多くのお金をかけられないというお財布事情も絡んでいるのかもしれません。

【図】 秋~冬のイベントに最大でかけられる平均予算(自由回答)
ベース:秋~冬イベントでお金をかけると回答した人

<その他の調査項目>
Q.ハロウィンをどのように楽しむか(買い物以外)
Q.ハロウィンで仮装をする目的
Q.ハロウィンで仮装をする目的がSNSで写真を投稿したいと回答した人の投稿先
Q.秋~冬イベントそれぞれの重要度
Q.秋~冬イベントは、それぞれ誰と楽しみたいか ・・・など

▼調査概要
調査主体  マクロミル
調査方法  インターネットリサーチ
調査対象  全国15~69歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法  平成27年国勢調査による、全国5エリア×性別×年代の人口動態割付/合計2,000サンプル
調査期間  2017年8月31日(木)~9月1日(金)

 
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