日本政府観光局(JNTO)が12月16日に発表した2020年1~11月累計の出国日本人数(推計値)は、前年同期比82.9%減の314万1千人となった。年間値として300万人台前半だとすると、出国日本人数としては1977年、78年ごろの水準になる。
2020年11月の出国日本人数の推計値は、前年同月比98.1%減の3万700人だった。
19年の年間値は過去最高の2008万1千人を記録したが、20年はコロナ禍を受けて大幅に減少した。出国日本人数が年間で300万人台前半だったのは、1977年の315万1千人、78年の352万5千人にさかのぼる。