11月の消費支出、教養娯楽は9%減


 総務省の家計調査報告によると、昨年11月の2人以上世帯の消費支出は、1世帯当たり27万8718円で、前年同月比で実質1.1%増と、2カ月連続で増加した。10の費目別では教養娯楽が9.4%減の2万6079円と、2カ月ぶりに減少した。

 教養娯楽は国内パック旅行費、外国パック旅行費などの「教養娯楽サービス」が減少した。

 ほかの費目を見ると、交通・通信が2.4%増の4万2422円と、14カ月ぶりに増加。携帯電話通信料など「通信」が増加。鉄道運賃、航空運賃など「交通」が減少した。

 食料は1.7%増の7万9781円と、2カ月連続で増加。飲酒代などの「外食」は減少した。

 同月の2人以上世帯のうち勤労者世帯の実収入は、1世帯当たり前年同月比0.6%増の47万3294円と、11カ月連続で増加した。このうち世帯主の定期収入は1.6%減の34万8448円と6カ月連続で減少した。

 
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