日本旅館協会東北支部連合会はこのほど、会員旅館を対象に毎月実施している宿泊実態調査で、2017年11月の結果をまとめた=表。東北6県の合計では、前年同期の実績に対して宿泊人員が2・5%増、売り上げが3・9%増だった。
今回の調査に対する回答施設数は、東北6県に所在する96軒。
県別に見ると、青森県は宿泊人員、売り上げの両方が8・3%増だった。岩手県は宿泊人員が5・9%増、売り上げが11・2%増。宮城県と福島県も、宿泊人員、売り上げの両方がプラスだった。
宿泊人員の17年1~11月累計の前年同期比は、福島県の7%増をはじめ、青森県と山形県もプラスとなった。福島県は17年3月以降、前年同月の実績に対して9カ月連続でプラスとなっている。