観光庁が発表した宿泊旅行統計調査(第1次速報値)で、2023年10月の全国の宿泊施設における延べ宿泊者数は2022年同月比20.6%増、2019年同月比6.2%増の5314万人泊となとり、9月に引き続き19年を上回った。日本人延べ宿泊者数は22年比1.5%減、19年比3.9%増の4133万人泊で、22年を下回る結果となった。このほか外国人延べ宿泊者数は22年比463.7%増、19年比15.0%増の1180万人泊だった。
客室の稼働率は全体で61.8%となり、22年同月比7.5ポイント(pt)増、19年同月比1.8pt減だった。施設タイプ別の客室稼働率(カッコ内は22年同月比・19年同月比)はそれぞれ、旅館が40.2%(0.3pt増・0.7pt増)、リゾートホテルが58.1%(6.0pt増・0.3pt増)といずれも19年を上回った。このほか、ビジネスホテルが74.6%(10.1pt増・2.7pt減)、シティホテルが74.7%(13.8pt増・5.9pt減)、簡易宿所が25.0%(0.8pt増・7.7pt減)となった。
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