1~3月期訪日消費額1兆7505億円、四半期で過去最高


1人当たり支出20万円超え

 観光庁は4月17日、2024年1~3月期の訪日外国人消費動向調査の結果(1次速報)を発表した。訪日外国人旅行消費額は、23年同期比73.3%増、コロナ前の19年同期比52.0%増となる1兆7505億円と推計され、四半期としては過去最高の数値となった。旅行者数の増加、円安による消費意欲の高まり、物価の高騰などに加え、1人当たりの平均宿泊日数の増加傾向も影響したとみられる。

 コロナ前の19年1~3月期に1兆1517億円だった訪日外国人旅行消費額は、コロナ禍の22年同期に352億円に落ち込んだ後、23年同期には1兆103億円に回復し、24年同期で1兆7505億円に到達した。

 国・地域別で消費額(カッコ内は構成比)の上位を見ると、中国3526億円(20.1%)▽台湾2512億円(14.4%)▽韓国2379億円(13.6%)▽米国1716億円(9.8%)▽香港1543億円(8.8%)▽豪州943億円(5.4%)。中国は訪日客数の回復が遅れているが、消費額では最大の市場となった。

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