JTB旅ホ連、人材マッチングサイト「おてつたび」と連携


 JTB旅ホ連は12月15日、人材マッチングサイト「おてつたび」と連携したと発表した。

JTB協定旅館ホテル連盟*1.(東京都文京区、会長:大西雅之 以下、JTB旅ホ連)は、短期的・季節的な人手不足でお困りの旅館・ホテルのお手伝いをしながら旅行ができるマッチングサイトを運営する株式会社おてつたび(東京都渋谷区、代表取締役CEO:永岡里菜 以下、おてつたび)と連携し、働きながら地域の魅力を体験する新しい旅行需要の創出を通じて、雇用ニーズを満たす取り組みを開始します。

■「おてつたび」とは
おてつたびは、日本各地の素敵な地域へ行く人が増えて欲しいという想いから生まれたサービスです。地域の困りごとをお手伝いすることにより報酬を得ながら旅行をすることが可能なため、行きたかった地域に行く際のボトルネックになりがちな旅費を軽減することが可能な点が特徴です。また、お手伝いを通じて地域の方と関係性ができ、再び同じ地域を訪れる参加者も増えており、関係人口*2.拡大の一助を担っています。
おてつたびホームページ:https://otetsutabi.com/ 

 

夕食の盛り付けをお手伝いしている様子夕食の盛り付けをお手伝いしている様子

■旅館・ホテルの課題を解決
JTB旅ホ連は、加盟会員旅館・ホテルの人的資源管理の課題解決のため、様々な支援に取り組んでおります。繁忙期、閑散期の差が激しい旅館・ホテルは、繁忙期には客室が空いていても従業員が足りないため、お客様数を制限せざるを得ない課題を抱えています。
一方、おてつたびは、2018年7月に設立された会社で一部の旅館・ホテルが連携をしている状況です。今回のJTB旅ホ連との連携により多くの宿泊施設に広く周知することが可能となります。なお、コロナ禍が続き旅館・ホテルの経営がひっ迫しているため、おてつたびに支払う費用の一部を負担する経費支援を盛り込んだ内容で提携いたしました。
また、仕事を通じて地域の魅力を体感していただくことができるため、本提携はJTBが掲げる「旅を通じて交流を創造する」交流文化事業(地域の社会課題を解決し、経済の活性化を実現する地域交流事業)につながる取組と考えております。両社の強みを活かし、地域の人手不足を解消しながら関係人口を増やし、地域の活性化を目指します。

スタッフの方と集合社員スタッフの方と集合社員

*1.JTB協定旅館ホテル連盟…1956年(昭和31年)に創設。「JTBとのコミュニケーション強化による宿泊増売と会員経営基盤強化」をテーマに、JTBグループと協力した各種キャンペーン・誘致宣伝活動や、地域活性化に取り組む他、「(社)旅館経営人財育成アカデミー」や「日本の宿 おもてなし検定」による人財育成事業、各種委員会の調査研究や研修活動を通じ、加盟会員旅館・ホテルの宿泊増売に向けて活発な活動を行っています。会員旅館・ホテル数は3,761軒(2020年11月末時点)。

*2. 「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のことを指します。(出典:総務省「関係人口ポータルサイト」)

■旅館・ホテル、一般の方からのお問合せ先
JTB協定旅館ホテル連盟 03-5688-8985

 
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