香港政府観光局・観光庁・日本政府観光局、「2019日本香港観光年」を発表


 香港政府観光局・観光庁・日本政府観光局は、「2019日本香港観光年」を発表した。

香港政府観光局は、2018年9月21日に東京ビックサイトで行われた「ツーリズムEXPOジャパン2018」で、観光庁、日本政府観光局と共同で、「2019 日本香港観光年」の設定を発表するセレモニーを開催しました。
 日本・香港間の交流人口は、昨年初めて300万人を突破しました。また、2019年は、観光庁が発足して初めて実施された2地域間の観光共同活動プログラムである「2009 日本香港観光交流年」から10年目にあたる年です。 3組織は、これを機に観光年を設定、特に日本の地方都市と香港の交流拡大にフォーカスをあて、相互の観光交流促進を深め、双方向のバランスのよい需要拡大による航空路線の維持、拡大を目指します。

セレモニーの冒頭、観光庁の田端浩長官は、以下のように語りました。
「日本人にとって香港は気軽に訪れることが可能な旅行先として、人気の高さを維持しています。一方、香港の方にとって、日本は昨年の海外旅行先の第1位と人気の旅行先であり、且つリピート率が非常に高く、ゴールデンルートのみならず、地方の認知度も向上しており、多くの方に幅広い地域へお越しいただいております。日本香港観光年では、とりわけ日本の地方都市にフォーカスをあてた双方向の交流拡大を目指し、観光庁、日本政府観光局、香港政府観光局の3者が連携を強化していきたく、皆様のお力添えをお願いします。」

続いて、香港政府観光局のピーター・ラム会長は、以下のように述べました。
「香港への日本人渡航者数は、昨年120万人を超え、今年も、増加傾向にあります。今後、中国本土へ繋がる高速鉄道とマカオ・珠海と結ぶ港珠澳大橋の開通により、近隣の大湾区とのアクセスも良くなり、観光の発展の機会が広がります。観光年の実施により、多くの日本人の皆さんに香港の魅力を知ってもらい。更なる渡航者の増加を期待するとともに、双方向の交流拡大をサポートしていきたいです。」

来賓を代表し、日本旅行業協会の田川博己会長は、新たな観光資源開発が進められている香港との双方向交流の可能性について触れられ、日本の旅行業界をあげて盛り上げたい、とお祝いの言葉を語りました。

ステージ上では、日本と香港の草月流の華道家が記念の生け花を制作し、「2019 日本香港観光年」の発表を祝うとともに、成功を祈願しました。

香港政府観光局は、2019年1月から12月まで、地方都市での旅行会社、航空会社との共同キャンペーンやデジタルキャンペーンを行うほか、日本からの渡航者の皆さんにさまざまな特典を提供します。詳細は、2019年1月に発表予定です。

【ロゴマーク】
両地域の象徴である「桜」と「バウヒニア」を組み合わせて、日本香港観光年を象徴するシンボルマークとしてデザインしました。
旅行会社、航空会社をはじめとしたパートナーに活用いただくテンプレートをご用意しています。旅行業界専用サイト【香港パートナーネット】をご参照ください。
https://partnernet.hktb.com/japan/jp/home/index.html

 
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