非常用電源装置「MAGRIN(マグリン)」を製造、販売するネイス(本社・東京都文京区)は、観光経済新聞読者の旅館・ホテル、観光関係企業・団体に向けて、同商品のモニターキャンペーンをこのほど始めた。今月20日までに申し込んだ企業など法人に商品を最長1年間無料で貸し出す。
マグリンは150ワットの電力を72時間連続で出力する非常用電源装置。マグネシウム空気電池とリチウム電池の長所を組み合わせることで、長時間の稼働を実現したという。
電源ボタンを押すと、リチウム電池に瞬時に電気が供給されると同時にタンク貯蔵の塩水がマグネシウム電池内に注入され、長時間電気を発生する。
ボタンを押すとすぐに発電を開始。専門知識がなくても容易に操作でき、メンテナンス性も優れる。サイズは幅96×奥行き61×高さ100センチ。
キャンペーンは、本紙読者の旅館・ホテル、旅行業、運輸業、自治体を対象に実施。「BCP計画策定」「インバウンド対応、外国人宿泊客・旅行客対応、非常用電源装置確保についての施策取材とアンケート協力」を条件に1法人1台、最大5台を貸し出す。
5台全て貸し出し中の場合は予約扱い。貸出期間終了後も引き続き利用を希望する場合は2週間前までに同社に申し込む(最大延長は1年間)。
同社では「近年の度重なる地震や台風、河川の氾濫で、危機管理体制構築の重要性が高まっている」と、非常時に役立つ同商品をアピールしている。
問い合わせ、応募は同社TEL(0120)232944。