新潟県の物産をPRする「うまさぎっしりにいがた物産展」が4日、東京の自民党本部玄関前で行われた。6月10日に当選、12日に就任した花角英世知事が訪れ、国会議員、秘書らに県の物産をアピール。イベントを発案した自民党の二階俊博幹事長をはじめ、多くの議員が顔を見せた。
花角知事は「新潟県には豊かな食文化がある。きょうは多くを味わっていただき、その後は実際に県へ足を運んでほしい」とあいさつ。
二階幹事長は「当選1カ月以内に党本部で物産展を行ったのは花角さんが初めてだ」と述べ、新知事の手腕に期待した。
会場ではノドグロ、丸干しイカなどの海産物やトマト、スイカなどの野菜、果物を県関係者が販売。多くの国会議員が足を止め、商品を購入していた。
花角知事は「人を呼び込んで経済を活性化させたい。チャンスがあればトップセールスにどんどん出掛けたい。インバウンドは近隣の県に比べるとまだまだ。今後、力を入れたい」と囲み取材で同県観光について述べた。
新潟のブランド米「新之助」を手にする花角知事(右)と二階幹事長