雛人形が勢ぞろい（塩原もの語り館）
栃木県の塩原温泉観光協会は4日から、「塩原のんびり湯っくり雛（ひな）めぐり」をスタートした。3月末までの期間、塩原の60カ所以上の旅館や飲食店などで雛人形やつるし飾りを公開、観光客の目を楽しませる。共催は塩原温泉旅館協同組合女将の会。
4日、塩原もの語り館（那須塩原市）でのオープニングイベント（雛はじめ）では、女将の会による甘酒の振る舞いや経木コースターの無料配布、琴の演奏などが行われた。
目玉の一つは、栃木県令を務め、塩原の発展に尽力した三島通庸のひ孫が所有していた大正時代の雛人形の一般公開。展示場所は天皇の間記念公園（料金200円）。ちなみに、通庸はＮＨＫ大河ドラマ「いだてん」で、生田斗真演じる三島弥彦の父。
スタンプラリーも行われ、10個集めると入浴剤や温泉まんじゅうなどがもらえる。また、旅館・ホテルの宿泊補助券が当たる抽選に応募できる。
十二単衣の着付け体験などもある。
雛人形が勢ぞろい（塩原もの語り館）
