旅行サイト「じゃらんnet」などを運営するリクルートライフスタイル(東京都千代田区)は、宿泊施設に対する業務支援サービスとして提供しているAI(人工知能)を活用したチャット形式の問い合わせ対応サービス「トリップAIコンシェルジュ」に外国語の応答機能を追加し、12月から順次提供する。7月1日に申し込み受け付けを開始する。
外国語応答機能は、「トリップAIコンシェルジュ(日本語版)」のオプションとして提供する。対応言語は、英語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語。各言語での問い合わせに対し、顧客の端末の言語設定に応じて自動で応答する。利用料金は、日本語版の本体利用額に追加して月額5千円(税別)。
「トリップAIコンシェルジュ」は、定型的な問い合わせに自動応答するサービス。電話やメールなどの問い合わせ対応業務の負荷を軽減できる。サービスを利用する宿泊施設からは、外国語対応の要望が多かった。日本語版の本体利用額(月額)は、50室以下が1万円、51~100室が2万円、101室以上が3万円。