オマツリジャパンと宮崎県高千穂町は16日、包括連携協定を締結した。
また、2021年12月より、地域文化のヒト・モノ・カネの課題を解決し、文化の継承を目指して各地域で展開中のWEBプラットフォーム「ブンカジャパン」では、高千穂町の特設サイトが2022年9月1日に公開されました。（ブンカジャパン「神様と暮らす町 高千穂」：https://omatsurijapan.com/area/miyazaki/takachiho/）
これらの事業を通じて高千穂町との連携を強めていく中で協議を進め、本協定を締結するに至りました。
この度の包括連携協定の締結を受け、更に高千穂地域のファンを増やし、観光誘客や伝統文化の保存継承に取り組んでまいります。
◆協定の概要
・締結日
2022年9月16日
・協定の内容
（1） 高千穂町における 地域活性化及びまちづくりの推進に関すること。
（2） 夜神楽をはじめとする高千穂町の文化の魅力に関する情報発信及びブランディング。
（3） 高千穂町の地域資源を活用した 各種観光施策の推進に関すること。
（4） 前各号に掲げるもののほか、高千穂町の活性化及び町民サービスの向上に関すること。
◆今後のオマツリジャパンと高千穂町の取組み
・ブンカジャパンの特設サイト上での継続的な情報発信
・あまてらす鉄道社と連携した観光庁「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業」の採択事業でのナイトシャトルツアー等の新規プログラム造成
・高千穂町アドベンチャーツーリズム推進協議会と連携して新規の体験型コンテンツの造成とプロモーション（2022年度秋予定）
◆各コメント
オマツリジャパン 代表取締役社長 加藤優子
高千穂町とオマツリジャパンは2019年に初めてお会いしてから、今日まで交流を続けてまいりました。
私は、高千穂町は日本文化の原点とも言える場所であり、美しい自然とともに神話が息づいている唯一無二の場所だと感じております。
地域外の方や若い人たちに高千穂の文化を伝えていくことは日本の文化を知っていただくことに繋がり、それはオマツリジャパンがずっと大切にしてきていることでもあります。
これからも高千穂町と一緒に、ブンカジャパンの特設サイトやSNSなどを通じた継続的な発信と、体験型のコンテンツを作っていくことによって、高千穂のファンをさらに増やし、観光誘客や地域文化の保存継承に貢献してまいります。
高千穂町役場 企画観光課 課長補佐 谷川祐一様
高千穂町は、記紀神話に語られる天孫降臨の地、日本のはじまりの地であり、古より高千穂の里人は自然や神々と共に暮らして参りました。高千穂が有する豊かな自然と文化を後世にしっかり伝え、残していくことは、現代に生きている私たちの最大の責務であると感じております。今回オマツリジャパン様と包括連携を結ばせていただきました。これを機に、オマツリジャパン様がこれまで培われたノウハウを提供いただき、しっかりと課題と向き合いながら保存継承に取り組み、ブランディング化を進め、高千穂を共に支えていただけるファンづくりに励んでまいりたいと存じます。
