【本だな】京都のトリセツ


 昭文社は「京都のトリセツ」を26日に発売する。

◆地元支持率が高い「トリセツシリーズ」の最新刊は、日本で一番の著名観光地として名を馳せている「千年の都」京都ほ
か府内各地をピックアップ。
◆起伏に富んだ多彩な地形、訪れる人を魅了する観光資源の宝庫
◆地元の方々が親しみやすいご当地ネタはもちろん、全国的に有名な京都の<あれこれ>も収録

 

<表紙><表紙>

​ 株式会社昭文社ホールディングス(本社:千代田区麹町、代表取締役社長 黒田茂夫、東証コード: 9475)とその子会社である株式会社昭文社(本社:千代田区麹町、代表取締役 清水康史、以下昭文社)は、マップエンターテインメント企画本『京都のトリセツ 地図で読み解く初耳秘話』を、2021年4月26日より発売しますことをお知らせいたします。

地元支持率が高い「トリセツシリーズ」の最新刊となる本書は、日本で一番の著名観光地として名を馳せている「千年の都」京都ほか府内各地を取り上げ、地形や地質、交通、歴史、文化と産業など、多彩な魅力を地図で読み解きながら、京都府のさまざまな特性を探っていきます。

)) 本書の概要 ((
シリーズ共通の構成を用いて、「巻頭グラビア」+「地図で読み解く京都の大地」「京都を駆ける充実の交通網」「京都の歴史を深読み!」「京都で育まれた産業や文化」の4章立てとなる本書は、50以上の小テーマから、京都の本当の素顔に迫ります。地元の方々が親しみやすいご当地ネタはもちろん、全国的に有名な京都の<あれこれ>も収録している、読み応え充分の一冊です。

<「鳥瞰図で見る 吉田初三郎が描いた約90年前の京都」代表誌面><「鳥瞰図で見る 吉田初三郎が描いた約90年前の京都」代表誌面>

)) 本書の注目記事 ((
|| 地形編⇒洛中と洛外を区分するために築かれたおどいとは?/奇跡の絶景・天橋立は海流の力でつくられた
◆京都市の中心部と周辺部を区分する「洛中」「洛外」という呼び名がかつて存在していました。その境界を明確にするため、豊臣秀吉は城壁を築かせました。それこそが「おどい(御土居)」です。工事などにより年々数を減らしている「おどい」ですが、江戸時代末期の1864年に描かれた「京都一覧図画」の中では、しっかり存在感を見せていました。
◆2021年の大学入学共通テスト「地理B」で撮影地点を問う問題にて取り上げられた天橋立。現在約8,000本にもなる松林の砂浜が、細長い橋のように一直線に延び、外海と内海を隔てています。千年前からすでに名勝として知られていたこの絶景は、いくつかの自然条件が奇跡的に重なって生まれたものです。

<「京都のトリセツ」地形編ページ例1><「京都のトリセツ」地形編ページ例1>

<「京都のトリセツ」地形編ページ例2><「京都のトリセツ」地形編ページ例2>

<「絵図で見る天橋立の姿」ページ例><「絵図で見る天橋立の姿」ページ例>

|| 交通網編⇒若狭湾でとれた鯖を運ぶ物流ルート鯖街道/0番があって1番がない!?京都駅のホームの謎
◆京都の祭りシーズンに欠かせない鯖寿司。その鯖、かつては福井県の小浜より「鯖街道」を通じて運ばれてきた時代がありました。鯖街道は複数あり、最もよく利用されたのが若狭街道でした。この若狭街道は織田信長が浅井長政の裏切りで窮地に陥った「金ヶ崎の戦い」で、越前から京へ敗走する際に通った道としても知られています。
◆観光都市京都の玄関口として大きな役目を担う京都駅は、幾度の変遷を経て不思議な構造だらけとなっています。「0番ホームがあるのに1番ホームがない」「15番〜29番のホームもまるまる欠番」なぜそうなったのか、その実態を追ってみることにしました。

<「京都のトリセツ」交通網編ページ例1><「京都のトリセツ」交通網編ページ例1>

<「京都のトリセツ」交通網編ページ例2><「京都のトリセツ」交通網編ページ例2>

 

|| 歴史編⇒丹後に大首長が存在した?三大古墳に隠された謎/応仁の乱で京都は焼け野原に!戦場となったのは一部だけ?
◆京都府内には古墳が約1万3千基もあり、そのうち約6,000基は丹後地方で見つかっています。当時の政治の中心であったヤマト(奈良県)から遠く離れた丹後地方に、そもそもなぜこのような巨大な古墳群が造られたのでしょう?
◆「京の町一面を焼け野原にした」といわれる「応仁・文明の乱」、実際のところは少し違いました。京都の中心部が戦場となったのは、最初の2年ほどだけでした。全期間を通してみても、下京エリアではほとんど戦乱の形跡は見られませんでした。

<「京都のトリセツ」歴史編ページ例><「京都のトリセツ」歴史編ページ例>

|| 産業・文化編⇒古都のシンボル京都タワーはもともと建設予定がなかった/丹波って、どこですか?京都と兵庫の自治体の思惑
◆京都駅を出ると、まず目に飛び込んでくる京都タワー。建設当時の京都市の人口に合わせた131メートルの高さや、安全率を考慮した「モノコック構造」、海のない京都市の街並みを照らす灯台をイメージしたデザイン等々、実にこだわり抜いた建物です。なお、タワーを京都のシンボルとするというのは第二の目的で、第一の目的は、飛行機の航行を援助する航空保安施設でした。
◆旧丹波国は、京都府中部(亀岡市、南丹市、京丹波町)と北部(福知山市、綾部市)、兵庫県北東部(丹波市、丹波篠山市)の広範囲に及んでいました。この地方にある自治体の間で、全国区の知名度を持つ「丹波ブランド」をめぐって、議論を続けているのですが、互いに対立しているわけではありません。丹波地方を「大丹波」と命名し、丹波ブランドの農産物PRや観光振興に共同で取り組む動きに注目です。

<「京都のトリセツ」産業文化編ページ例1><「京都のトリセツ」産業文化編ページ例1>

<「京都のトリセツ」産業文化編ページ例2><「京都のトリセツ」産業文化編ページ例2>

)) 主な特集 ((
|| 絶景「空撮」グラビア 空から見た京都
京都府の全37市区町村マップ|京都府の鉄道路線図
|| Part.1:地図で読み解く京都の大地
|| Part.2:京都を駆ける充実の交通網
|| Part.3:京都の歴史を深読み!
|| Part.4:京都で育まれた産業や文化
|| Column:データでわかる37市区町村vol.1 人口|データでわかる37市区町村vol.2 観光とその課題|データでわかる37市区町村vol.3 産業
|| 京都府の凹凸地図|鳥瞰図で見る 吉田初三郎が描いた約90年前の京都|鳥瞰図で見る 昭和天皇が絶賛した吉田初三郎の京阪沿線絵図|鳥瞰図で見る 京都周辺にある歴代天皇・皇族の陵墓|古都に伝わる怖い話とミステリー

<目次(3ページを合成しています)><目次(3ページを合成しています)>

)) 商品概要 ((
商品名   : 『京都のトリセツ』
体裁・頁数 : B5変判、本体128頁
発売日   : 2021年4月26日
全国の主要書店で販売
定価    : 1,980円(本体1,800円+税10%)
出版社   : 株式会社 昭文社


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