KNT―CTホールディングスの3月の総取扱額(グループ14社計)は、前年同月比1.6%増の430億165万円だった。国内旅行が0.9%増の218億6905万円、海外旅行が3.0%減の149億9668万円。外国人旅行は20.8%増の34億9404万円となった。
国内旅行の内訳は、一般団体が21.8%減(21億6682万円)、学生団体が4.5%増(17億1105万円)。学生団体が増えるも一般団体が減少し、団体旅行合計で12.1%減(38億7787万円)となった。国内企画旅行は、メイトが1.6%増の59億2524万円、クラブツーリズム国内は6.7%増の80億233万円となり、合計で4.5%増の139億5024万円。国内個人旅行は増加し、3.1%増の40億4093万円。
海外旅行の内訳は、一般団体は30.4%減、学生団体は15.6%増で、合計が8.3%減の35億7455万円。海外企画旅行は4.2%減の75億7025万円、海外個人旅行は5.2%増の38億5187万円だった。
区分別に見ると、国内一般団体は職場旅行や経済団体などの大会、会議が増加した一方、企業系コンベンションなどが減少した。国内学生団体は、修学旅行や各種研修旅行、スポーツ関連大会などが増加。メイトは、東海や関西、九州方面が低調だが、北海道や東京方面などが好調に推移した。クラブツーリズムは、北海道ふっこう割商品や桜商品、首都圏出発日帰りバスなどが好調だった。