アクトインディは23日、「お出かけ時のマスク着用に関するアンケート調査」の結果を発表した。
【総括】
公共の場で人の有無や屋内外問わずマスクを着用している割合は、大人で6割、子どもで3割という結果でした。保護者自身はマスクを着用していても、子どもに関しては、状況を見ながらマスクのつけ外しを判断している様子が見られます。
子どものマスクの着用有無は、年齢により大きな差があり、1歳以下ではどんな状況でも着用していない割合が高く、年齢があがるにつれて人が多いところや屋内ではつけさせるという割合が増えていき、10歳以上になるとほぼ大人と同じような着用状況になります。
また、マスクの着用をどうしたいかを聞いたところ、状況によって本当はマスクを外したいと考えている人が多くいることがわかりました。マスク着用が必要ない場面だとしても、マスクをしないで外出することを躊躇する人がまだまだ多いことが浮き彫りになりました。
【本リリースのポイント】
- 公共の場では常にマスクを着用しているという大人は6割
- 子どもは年齢によってマスク着用に大きな差、状況によって保護者が着用させるかを判断している様子も
- 現状はマスクを着用しているが、本当は状況により外したいという人が多数
【アンケート結果概要】
1. 公共の場では常にマスクを着用しているという大人は6割
現在、回答者自身(大人)が公共の場でマスクを着用しているかについて聞いてみました。「人の有無にかかわらず屋内でも屋外でも着用している」という人が62%と最も多い結果でしたが、「屋外で人が少ない場合は着用していない」が30%おり、場所や周りの様子を見ながら適宜マスクを外している人もいることがわかりました。
2. 子どもは年齢によってマスク着用に大きな差、状況によって保護者が着用させるかを判断している様子も
一方、現在の子どものマスク着用について聞いたところ、「人の有無にかかわらず屋内でも屋外でも着用させている」という人は30%と、大人の62%という割合よりもかなり低い結果となりました。
「元々着用させていない」が23%、「屋内でも屋外でも人が少ない場合は着用させていない」が11%など、子どもにはマスクをあまり着用させていない人も多く、年齢が小さい子どもやマスクをさせなくても大丈夫な状況ならマスクをつけさせないという判断を、保護者が適宜している様子が見られます。
子どものマスクの着用状況を子どもの年齢別に見てみました。1歳以下の子どもがいる人は「元々着用させていない」が非常に多く63%を占めており、2~3歳の子どもがいる家庭でも22%となっていますが、4歳をすぎると急激に減りマスクをつけさせるようになります。
一方、「人の有無にかかわらず屋内でも屋外でも着用させている」は年齢があがるにつれて割合が高くなり、10~12歳では70%と大人並みの着用率となります。
3. 現状はマスクを着用しているが、本当は状況により外したいという人が多数
実際の現在の行動とは別に、おでかけ施設でのマスク着用に対してどのように考えているのかについて聞きました。「人の有無にかかわらず屋内でも屋外でも着用したい」と考えている人は36%で、実際の行動の62%と比べてもかなり少なく、現在着用はしているが本音ではしたくないと考えている人が多くいることがわかりました。
「屋外なら多少人がいても着用しなくていいと思う」、「屋外で人が少ない場合は着用しなくていいと思う」、「屋内でも屋外でも人が少ない場合は着用しなくていいと思う」と回答している人も多く、状況をみながらマスクを外していきたいと考えている様子が見られます。
子どものマスク着用に対する考えについても聞いてみました。子どもの場合は、大人ほど実際の行動と本音の意見とでは差が見られず、すでにマスクを外していいと思う場面では外させているのではないかと推測されます。それでも、「人の有無にかかわらず屋内でも屋外でもまだ着用させたい」という割合は実際の行動より低く、思ってはいても実際にマスクをなかなか外させることができないという人もいることがうかがえます。
アンケート調査概要
調査の方法:Web上のアンケートフォーム
調査の対象:いこーよユーザー
有効回答数:315件
調査の期間:2022年6月6日~2022年6月12日
回答者全体の315サンプルの内訳: