ＪＴＢは10月から、国内旅行商品で大阪を訪れた旅行客に傘を貸し出すサービスを開始する。「チョイカサ」サービスとして南海電鉄難波駅周辺で傘の貸し出しを行う南海電気鉄道と連携し、環境に配慮した快適な観光サービスを提供する。
南海電鉄のチョイカサは、急な雨の時にビニール傘を借りられるサービス。雨が止めば最寄りの傘置き場に返却する。10月からは、既存の雨傘を遮光・ＵＶカットタイプの晴雨兼用傘に置き換える予定。
ＪＴＢが始めるチョイカサでは、南海電鉄難波駅周辺に加え、大阪城、道頓堀、天王寺の各エリアと、主要観光地を巡る乗り降り自由なＪＴＢバス車内の4カ所でも傘の貸し出し、返却ができる。企画商品「エースＪＴＢ」などを利用し10月1日～来年3月31日に大阪、兵庫に宿泊する客を対象とする。
傘を持ち歩く不便さを解消するとともに、旅先での使い捨て傘の削減につなげ、環境に配慮した観光の推進を目指す。
