JTBは2月10日、埼玉県の川越一番街商業協同組合、京都錦市場商店街振興組合の協力により、両商店街で観光地の食べ歩きによるごみのポイ捨て問題を解決する実証実験「Go!ME(ゴーミー)」を開始した。有料のごみ箱を設置し、観光客に「ごみを自宅に持って帰る」という選択肢に加え、「お金を払い、その場でごみを処分してもらう」という新しい選択肢(価値観)を提供する。
ごみ箱の設置、維持管理は地域の事業者や自治体に負担がかかる。観光客にもごみ処理費用の一部を負担してもらい、受け入れ環境を持続的に整備し、持続可能な観光地づくりを目指す。SDGsに貢献する。
参画店舗がごみ箱を設置。観光客はごみを捨てる際にごみ箱の二次元コードを読み取り、53円、100円、500円の中から任意で選択した金額をキャッシュレス決済で支払う。各店舗で集まったお金はごみ処理関連費用に充当する。
3月10日まで実施。実証実験終了後に専用WEBサイトで金額と利用用途を公表する。