
第1弾は、福井・敦賀~兵庫・城崎温泉を運行予定
JR西日本は2024年秋、新たな観光列車を導入する。地域共生企業として、鉄道の強みを活かしたにぎわい創出をさらに推進するのが目的。季節ごとに線区を変えて運行します。第1弾の運行ルートは「北陸デスティネーションキャンペーン」に合わせて、福井県の敦賀から若狭、京都府北部経由して、兵庫県の城崎温泉を結ぶルートを予定する。
今回導入する観光列車は、「季節ごとに、運行エリアを変えて、お客様と各地域を結び、地域のとっておきを発信する」列車です。この観光列車の特別な旅をきっかけに、お客様がリピーターとなって、その地域を訪問していただくことで、各地でにぎわい創出の好循環を作ってまいります。特別な旅を創る新たな観光列車をどうぞご期待ください。
- 列車概要
(1)コンセプト:地域の華(はな)を列車に集めて、お客様と地域の縁を結ぶ列車
(2)デザイン :キハ189系の車両を改造
■エクステリア
・車体カラーは、紋付き染めで最高級とされる檳榔子染め(びんろうじぞめ)の色がベース
・どこを走っても沿線や駅舎に映えるデザイン
■インテリア (座席イメージ1・2、フリースペース)
・ゆったりとお過ごしいただける空間
・定員は54席(3両編成)でハイグレードな仕様
・グリーン車以上の価格帯
・お客様が歓談・地域の方々によるイベントを楽しめる「フリースペース」
※図は設計前のイメージであり、実際の車両とは異なります。
(3)デザイナー:株式会社イチバンセン代表取締役 川西 康之(かわにし やすゆき)氏
- 運転開始時期・運行ルート
(1)運行開始時期:2024年秋「北陸デスティネーションキャンペーン」に合わせて運行開始
(2)運行ルート :季節ごとに線区を変えて運行
第1弾は、敦賀から若狭・京都府北部を通り、城崎温泉までを結ぶ旅
(小浜線、舞鶴線、京都丹後鉄道線、山陰本線)
第2弾以降も、季節ごとに西日本各地のとっておきに出会う旅を提供
※今後、列車名や運行の詳細などが決まりましたら、改めてお知らせいたします。