JR東日本横浜支社、静岡DCへ伊豆を発信 東京・上野駅で産直市


産直市で伊豆をPRする小野市長(中央)

 JR東日本横浜支社は13~15日、静岡県・伊豆の魅力を紹介するイベント「伊豆産直市」を東京・JR上野駅で開催した。温泉や食のPR、名産品の直売会などを行った。

 イベントは、来年開催の静岡デスティネーションキャンペーン(静岡DC)のプレキャンペーンと、「伊豆・箱根・湯河原 温泉いっぱい 美・味いっぱいキャンペーン」(ともに4~6月)の展開に合わせて実施した。

 観光PRブースでは、温泉やグルメなど伊豆の見どころの紹介、伊豆エリアのイチゴ、湯河原の湘南ゴールド、和菓子、干物など名産品の販売を行った。ステージでは、ミス熱海桜娘や伊豆の踊り子による花のプレゼント、じゃんけん大会などを行った。

 企画したJR東日本横浜支社営業部観光開発・静岡DCプロジェクトチームの山本幸裕氏は「プレDCに合わせて地元の人がさまざまなイベントを企画している。各企画を取り入れるなど、来年のDC本番に向けて準備、発信していきたい」と述べた。

 会場で6次産業化商品「殻絞り海老ソース」を販売していた美しい伊豆創造センターの松本瞬氏は「東京の人に伊豆半島の魅力を知ってもらいたいと思い伊豆産直市を開催した。伊豆は海産物や干物など海の幸がおいしい場所。『海わさび』は世界農業遺産に認定され、ワサビを使った塩やスイーツは注目されている」と語った。

 また、会場に駆け付けた伊豆の国市の小野登志子市長は「DCはビッグチャンス。人任せにせず取り組まなければならない。イチゴのようにきれい、あったかい、優しい、あまいことが伊豆の魅力。世界遺産の韮山反射炉、国宝の毘沙門天立像など魅力は日本一。世界にも発信したい」と来訪を呼び掛けた。

 伊豆では、プレDCの期間に伊豆の国市の反射炉で狂言のステージや黒船祭(5月18~20日)などを予定している。

 
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