日本音楽著作権協会(JASRAC)は20日、新型コロナウイルス感染症への対応として、作詞家、作曲家、音楽出版社などの権利者への著作物使用料の分配日程を前倒しすると発表した。6月から来年3月分を約10日程度前倒しする。
JASRACでは、利用者から提出された延べ24億以上の利用曲目について楽曲を特定し、年4回、国内外年間約250万曲、47万以上の権利者に著作物使用料を分配している。6月の分配は主に2019年度の使用料徴収に基づくもので、約293億円の予定。
分配の変更は、6月分が6月25日から同12日、9月分が9月25日から同11日、12月分が12月25日から同14日、21年3月分が3月25日から同15日。