JALグランドサービス、グランドハンドリング地上業務における国際基準「ISAGO」の認証を取得

  • 2021年1月2日

 JALグランドサービスは12月16日、グランドハンドリング地上業務における国際基準「ISAGO」の認証を取得したと発表した。

JALグループの国内主要空港のグランドハンドリング業務(主に手荷物・貨物搭降載作業など)を担う株式会社JALグランドサービス(本社:東京都大田区、代表取締役社長:花田正樹、以下「JGS」)は、空港グランドハンドリング地上業務において国際基準に基づいた安全・品質により事故や人身災害の低減に取り組んでいます。その一環として、国際航空運送協会(以下、「IATA」)の地上作業安全監査「ISAGO(IATA Safety Audit for Ground Operation)」の認証を成田空港、羽田空港において初めて取得しました。これにより、複数のオペレーションの標準化や作業方法の統一化による作業時の安全確保に加えて、インシデントやイレギュラーの低減を図り、より安全・安心で、より時間に正確な運航をお客さまへお届けします。また、2030年の訪日外国人旅行者数6千万人という国の大きな目標への貢献と2021年の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に向け万全の準備を図ります。
今後も認証を維持していくことで、安全管理体制のさらなる強化を目指すとともに、グランドハンドリングにおける安全・品質をさらに向上させ、お客さまに安全・安心な空の旅をご提供できるよう、挑戦を続けてまいります。

1.ISAGOについて(正式名称:IATA Safety Audit for Ground Operation)2008年に設立されたIATAの監査プログラム。現在、ISAGO承認を受けているグランドハンドリング会社は世界で229社あり、全世界の207空港がISAGOへ登録されています(2020年12月15日現在)。なお、成田空港、羽田空港においては、JGSが監査受検・承認を取得した唯一のグランドハンドリング会社です。

2.ISAGO取得によるメリット・期待される効果
業界標準化によるイレギュラー・インシデントの低減・オペレーションスキルの向
作業で使用するマニュアル類や記載の作業方法、資格取得時の教育シラバスおよび内容、その管理方法など監査の対象は広範囲に及び、それらすべてが業界標準である「GOSARP(ISAGO Standards And Recommended Practices)」に準拠することとなります。これにより、作業時の安全確保のみならず、インシデントやイレギュラーを低減させることが期待されます。また、お客さまのお手荷物やお預かりした貨物の搭載作業がよりスムーズになり、より時間に正確な運航をお客さまへお届けします。

受託航空会社からの定例監査の全て、または一部省略における時間の有効活用
グランドハンドリングの受託をする際には、委託元の航空会社から毎年定例監査を受検しますが、ISAGO承認により、その監査内容が各航空会社側へ共有され、同類の監査の全てまたは一部が免除されることから、これまで監査に要していた時間の大幅な短縮が期待できます。

社員配置における適材適所の推進およびコスト削減​
受託航空会社からの同類の監査の全てまたは一部が免除により、これまで要してきた時間とともに、それにかかわる人財についても新たなステージでの有効活用が期待でき、人財育成とともにコストの削減にも寄与することが期待されます。

企業イメージの向上
日本最大の国際空港である成田空港、羽田空港においてJGSのみが取得している承認となります。これは、外国航空会社の新規受託における最大のメリットであり、国際基準に準拠した安全面、品質面で他を圧倒する作業が行える唯一のグランドハンドリング会社である証明となります。

3.今後の活用方法
世界的にも知名度のあるISAGOの承認を得たことにより、新規就航の航空会社グランドハンドリング応札時や既存航空会社の契約更新時にISAGO登録=業界標準準拠が大きなセールスポイントとなります。それにより、受託社数の拡大に伴い、海外からの多くのお客さまの訪日に寄与することが期待されます。また、ISAGO承認の証である「ロゴ」の表示が許され、視覚的にも一層の相乗効果が期待されます。

これまで32回開催されているIATA主催のカンファレス(IGHC, IATA Ground Handling Conference)に参加し、ISAGOに登録する世界各国のグランドハンドリング会社との意見交換により、ワールドワイドな視野に磨きをかけ、より創意工夫にあふれたグランドハンドリンググループを目指してまいります。

 
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