ＪＡＦ、瑞穂町と観光協定

調印を交わしたＪＡＦ東京支部の池田事務所長（左）と瑞穂町の杉浦町長

　日本自動車連盟（ＪＡＦ）東京支部は、東京都瑞穂町と観光協定を締結し１４日、瑞穂町民会館で観光協定調印式を執り行った。調印式に登壇した瑞穂町の杉浦裕之町長は、「豊富な観光資源を生かして１８００万人を超えるＪＡＦ会員を取り込んでいきたい」などと述べた。一方、ＪＡＦ東京支部の池田義則事務所長は、「自動車を通じて、地域振興の役に立ちたい」などと応じた。

　ＪＡＦでは２０１０年４月から地域観光の振興とＪＡＦ会員へのサービス向上を目的に、全国の自治体と観光協定の締結を進めてきた。現在、４２０の自治体と締結済みで、東京支部としては１１カ所目の自治体となる。

　瑞穂町は、東京の多摩地域に属し、自然に恵まれている地域。狭山池などの公園や、お伊勢山などの遊歩道などが数多くある。また、東京狭山茶や、シクラメン、多摩だるまなどを「東京みずほブランド」として認定し、ＰＲ活動を行っている。

　今回の観光協定締結により、ＪＡＦ観光情報サイト「ＪＡＦナビ」に瑞穂町のＰＲページがアップされるほか、町内おすすめドライブコースも掲載される。併せて、ＪＡＦ会員向け情報チラシ「ＪＡＦ　ＰＬＵＳ（東京版）」に瑞穂町のＰＲ情報を掲載する。瑞穂町内にある飲食店などの店舗の一部も、同じくＪＡＦナビやＪＡＦ　ＰＬＵＳで紹介される予定。