IRのメルコリゾーツ、2021年第1四半期決算を発表

  • 2021年5月10日

 IRのメルコリゾーツは4月28日、2021年第1四半期決算を発表した。

アジアとヨーロッパにおいて統合型リゾート施設の開発・所有・運営を行うメルコリゾーツ&エンターテインメント・リミテッド(NASDAQ:MLCO、以下「メルコリゾーツ」または「当社」)は、未監査の2021年第1四半期の決算を4月28日発表しました。

2021年第1四半期の営業総収入は5億2,000万米ドル、前年同期の8億1,000万ドルから約36%減となりました。営業総収入減の主な要因は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う制限措置の影響を部分的に受けていた2020年同期と比較して、2021年第1四半期における海外からの観光者数が減少したことによるものです。

前年同期の1億4,990万米ドルの営業損失に対し、2021年第1四半期の営業損失は1億6,280万米ドルとなりました。

前年同期の7,530万米ドルの調整後プロパティEBITDAに対し、2021年第1四半期の調整後プロパティEBITDAは3,010,万米ドルとなりました。

2021年第1四半期の純損失は2億3,290万米ドル(ADS1株当たり0.49米ドル)、前年同期は3億6,400万米ドル(ADS1株当たり0.76米ドル)の純損失でした。2021年の第1四半期における非支配株主に帰属する純損失は、4,460万米ドルで、前年同期における非支配株式に帰属する純損失は4,200万米ドルであり、すべてスタジオ・シティ、シティ・オブ・ドリームス マニラ、及びキプロスにおける営業に関連するものです。

メルコリゾーツ会長兼最高経営責任者(CEO)であるローレンス・ホーは、次のように述べています。

「新型コロナウイルス並びにこれに伴う旅行規制は、当社の業績と財務実績に悪影響を与え続けています。これらの困難にもかかわらず、第1四半期において当社の統合型リゾートの業績水準は緩やかな回復基調にあります。」

「マカオ特別行政区が実施している、境界の再開放に向けた慎重な施策と、経済を後押しし現地の雇用をサポートするためのスキームを当社は賞賛します。この点について、当社は、マカオの持続可能な発展と経済の再生に貢献すべく、現地の中小企業(SME)パートナーと手を取り合う一方で、当社の社員やお客様の安全確保のため、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策を最優先事項とすることを継続いたします。」

「新型コロナウイルスの影響を受ける一方で、当社は、世界各地の開発計画にコミットし続けていきます。マカオでのスタジオ・シティの拡張工事は順調に進んでいます。完工により、約900室の新たな高級客室とスイートルーム、世界で最大の室内/室外ウォーターパークの一つとなるシネプレックス、高級ダイニングレストラン、そして最新のMICEスペースが増設されます。スタジオ・シティ フェーズ1におけるウォーターパークの拡張工事は完工しており、2021年5月22日に開業します。また、マカオにおいては、シティ・オブ・ドリームスの施設のアップグレード作業が進行中であり、全面的な改装がされたヌワ ホテルが2021年3月末に営業を再開するとともに、カウントダウンが全面的な改装の実施に向けた休業に2021年3月末に入りました。ヨーロッパにおいては、完成すれば約500室のラグジュアリーな客室、約10,000平方メートルのMICEスペース、屋外の円形演技場、ファミリー向けのアドベンチャーパーク、及び多種の高級料理店や高級小売店を備えたヨーロッパ最大の統合型リゾートとなる、シティ・オブ・ドリームス メディテレーニアンを開発中です。」

「加えて、我が社の『想像を超える』サステナビリティ戦略の一部であるサステイナブルな建築のデザインや建設へのコミットメントが認められ、スタジオ・シティ フェーズ2がBREEAMアワード2021における 『Regional Award, Asia』 を受賞しました。スタジオ・シティ フェーズ2とシティ・オブ・ドリームス・メディテレーニアンでは、建設にあたって、サステナビリティに関する最高水準の基準を建物設計の中に組み込んでおり、BREEAMのデザイン部門において 『Excellent』 評価を得ています。」

「日本については、世界に類を見ないIRをこの国に生み出すことに当社はコミットし続けます。当社のアジアのプレミアム部門への注力、高品質な施設ポートフォリオ、クラフツマンシップへの注力、世界トップレベルのエンターテインメントを提供することへの情熱、市場をリードするソーシャルセーフガードシステム、パートナーシップ構築について確立された実績、卓越したゲストサービスに関する企業風土及び雇用拡大への継続的なコミットメントは、日本ならではの特徴ある非常に優れた統合型リゾートを日本が実現することをサポートできる絶好の立場に当社を置くものと信じ続けています。新型コロナウイルスにより、日本でのプロセスは遅滞しており、内容も複雑ですが、前進し続けています。当社は、現在、複数のパートナー候補と積極的に連携しています。当社は、力強い価値創造をもたらすことができる当社の主要な強みを活かし、適切な機会を追及することができるよう舵取りをしており、当社は忍耐強くあり続けます。」

シティ・オブ・ドリームス第1四半期業績
シティ・オブ・ドリームスの営業総収入は、前年同期の4億6,760万米ドルに対し、2021年第1四半期(2021年3月31日末日)では3億0,250万米ドルでした。シティ・オブ・ドリームスの調整後EBITDAは、前年同期6,100万米ドルに対し、2021年第1四半期では4,000万米ドルでした。調整後EBITDAの減少は、主に、ローリングチップ部門の軟調な業績と、事業規模の縮小と当社のコスト削減努力の結果として営業費用が減少したことにより、一部減殺された結果です。

ローリング・チップ・ボリュームは前年同期の86億5,000万米ドルに対し2021年第1四半期は41億3,000万米ドルでした。ローリングチップの還元率については、2020年同期の4.11%に対し、2021年第1四半期では2.36%となりました。ローリングチップ還元率の想定範囲は2.85〜3.15%です。

2021年第1四半期のマス・ゲーミング・テーブルの売上は7億3,000万米ドルであり、前年同期の5億7,000米万ドルから売上増となりました。マス・ゲーミング・テーブルの売上比率は、前年同期の33.7%に対し、2021年第1四半期では全体の31.7%となりました。

ゲーミング・マシンによる売上は、2020年同期の5億0,960万米ドルに対し、2021年第1四半期では5億1,020万米ドルとなりました。ゲーミング・マシンの還元率は、2020年同期の3.9%に対し、2021年第1四半期では3.3%となりました。

シティ・オブ・ドリームス マカオのノンゲーミングの総売上は、前年同期の4700万米ドルに対し、2021年第1四半期では4,710万米ドルとなりました。

アルティラ・マカオ第1四半期業績
アルティラ・マカオの営業総収入は、前年同期の5,290万米ドルに対し、第1四半期(2021年3月31日末日)では1,430万米ドルとなりました。アルティラ・マカオの調整後EBITDAは、前年同期の910万米ドルのマイナスに対し、2021年第1四半期の調整後EBITDAは2,960万米ドルのマイナスとなりました。調整後EBITDAの変化は、ローリングチップ部門とマス・ゲーミング・テーブル部門の軟調な業績と、事業規模の縮小と当社のコスト削減努力の結果として営業費用が減少したことにより、一部減殺された結果です。

ローリング・チップ・ボリュームは、前年同期の13億8,000万米ドルに対し、2021年第1四半期総売上では11億米ドルでした。ローリングチップの還元率は、前年同期の4.48%に対し、2021年第1四半期では1.60%となりました。ローリングチップ還元率の想定範囲は2.85〜3.15%です。

2021年第1四半期のマス・ゲーミング・テーブルの売上は、前年同期の6,440万米ドルに対し、5,140万米ドルと減少でした。マス・ゲーミング・テーブルの売上比率は、前年同期の30.4%に対し、2021年第1四半期では全体の19.1%となりました。

ゲーミング・マシンによる売上は、前年同期の3,910万米ドルに対し、2021年第1四半期では6,020万米ドルとなりました。ゲーミング・マシンの還元率は、前年同期の2.5%に対し、2021年第1四半期では3.9%となりました。

アルティラ・マカオのノンゲーミングの総売上高は、前年同期の300万米ドルに対し、2021年の第1四半期では、310万米ドルでした。

モカ・クラブ第1四半期業績
モカ・クラブの営業総収入は、前年同期の1,800万米ドルに対し、2021年第1四半期では1,780万米ドルとなりました。モカ・クラブの調整後EBITDAは、前年同期の10万米ドルに対し、2021年第1四半期は、180万米ドルとなりました。

ゲーミング・マシンによる売上は、前年同期の3億8590万米ドルに対し、2021年第1四半期では4億1,520万米ドルとなりました。ゲーミング・マシンの還元率は、前年同期の4.7%に対し、2021年第1四半期では4.3%でした。

スタジオ・シティ第1四半期業績
スタジオ・シティの営業総収入は、前年同期の1億3,660万米ドルに対し、第1四半期(2021年3月31日末日)では9,790万米ドルとなりました。スタジオ・シティの調整後EBITDAは、前年同期の940万米ドルのマイナスに対し、2021年第1四半期では520万米ドルのマイナスとなりました。調整後EBITDAの前年同期からの変化は、主に、事業規模の縮小と当社のコスト削減努力の結果として営業費用が減少したことによるものです。

スタジオ・シティのローリング・チップ・ボリュームは、2020年第1四半期の13億8,000万米ドルに対し、2021年第1四半期では5億米ドルとなりました。ローリングチップの還元率は、前年同期の3.31%に対し、2021年第1四半期では0.29%となりました。ローリングチップ還元率の想定範囲は2.85〜3.15%です。

マス・ゲーミング・テーブルの売上は、前年同期の3億5,280万米ドルから減少し、2021年第1四半期では3億930万米ドルとなりました。マス・ゲーミング・テーブルの売上比率は、前年同期の25.9%に対し、2021年第1四半期では全体の29.1%となりました。

ゲーミング・マシンによる売上は、前年同期の3億1,110万米ドルに対し、2021年第1四半期では2億7,830万米ドルとなりました。ゲーミング・マシンの還元率は、前年同期の3.2%に対し、2021年第1四半期では2.5%となりました。

スタジオ・シティのノンゲーミングの総売上高は、前年同期の2,100万米ドルに対し、2021年第1四半期では1,940万米ドルとなりました。

シティ・オブ・ドリームス マニラ第1四半期業績
シティ・オブ・ドリームス マニラの営業総収入は、前年同期の1億1,030万米ドルに対し、第1四半期(2021年3月31日末日)では、7,950万米ドルとなりました。シティ・オブ・ドリームス マニラの2021年第1四半期調整後EBITDAは、前年同期の2,960万米ドルに対し、2,940万米ドルとなりました。

シティ・オブ・ドリームス マニラのローリング・チップ・ボリュームは、前年同期の11億6,000万米ドルに対し、2021年第1四半期では2億7,000万米ドルとなりました。ローリングチップの還元率は、前年同期の3.72%に対し、2021年第1四半期では7.00%となりました。ローリングチップ還元率の想定範囲は2.85〜3.15%です。

マス・ゲーミング・テーブルの2021年第1四半期の売上は1億米ドルであり、前年同期の1億5,690万米ドルから減額となりました。マス・ゲーミング・テーブルの売上比率は、前年同期の33.5%に対し、2021年第1四半期では全体の34.0%となりました。

ゲーミング・マシンによる売上は、前年同期の8億5,920万米ドルに対し、2021年第1四半期では5億6,890万米ドルとなりました。ゲーミング・マシンの還元率は、前年同期の4.1%に対し、2021年第1四半期では5.7%となりました。

シティ・オブ・ドリームス マニラのノンゲーミングの総売上高は、前年同期の2,560万米ドルに対し、2021年第1四半期では1,420万米ドルとなりました。

キプロス事業の第1四半期業績
当社は、キプロス共和国において、同国最初のカジノである臨時カジノと4つのサテライトカジノの営業を認可されており、そのうち臨時カジノと3つのサテライトカジノは現在の政府による制限が解除された後に営業を再開する予定です。シティ・オブ・ドリームス メディテレーニアンの完工と開業により、臨時カジノは営業を終了する一方で、4つのカジノの経営を継続します。

2021年3月31日終期の四半期において、キプロスにおけるカジノの営業総収入は、前年四半期の 1,880万米ドルと比較して僅かなものでした。キプロスにおけるカジノの2021年第1四半期調整後EBITDAは、前年同期の320万米ドルに対し、640万米ドルのマイナスとなりました。調整後EBITDAの前年からの減少は、主に、2021年第1半期において、政府の命令に基づきカジノ施設を一時的に閉鎖したことによるものです。

その他の業績要因
2021年第1四半期の純営業外費用合計は1億1,400万米ドルであり、主として元加された金額を控除した金額である支払利息9,060万米ドルと債務償却によって損失計上した2,880万米ドルを含みます

2021年第1四半期の減価償却費である1億4,110万米ドルのうち、1,430万米ドルはマカオのゲーミング施設の営業権の償却費、570万米ドルは土地使用権の償却費に関わるものでした。

 
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