
塩田知事
鹿児島県と同県関連団体でつくる実行委員会は1月26日、セルリアンタワー東急ホテル(東京都渋谷区)で「鹿児島の夕べ」を開催した。
およそ30の県内事業者が出展した同イベントは鹿児島の観光資源や特産品の周知・販路拡大のきっかけ創出を目的としており、首都圏在住の県関係者や百貨店・量販店バイヤー、レストラン事業者らおよそ600人が招待された。
主催者あいさつでは、塩田康一知事=写真=が大島紬姿で登壇し、昨年の奄美群島日本復帰70周年や屋久島の世界遺産登録30周年を振り返りながら、「鹿児島は豊かな自然、豊富で多彩な食、そして歴史、文化、伝統に恵まれた、まさに南の宝箱だ」と県の魅力をPRした。
参加者は、全国和牛能力共進会で2大会連続の日本一となった鹿児島黒牛のほか、名産の黒豚やさつまあげ、黒酢、焼酎などを堪能した。
ロビーには「がんばろう石川!」のブースが設けられ、1月に起きた能登半島地震による被災に対して募金を呼びかけた。