
「西郷どん大河ドラマ館」のオープニングセレモニー
「西郷どん 大河ドラマ館」が13日、鹿児島市加治屋町にオープンした。NHK大河ドラマ「西郷どん」に登場する西郷家と大久保家をイメージした撮影セットを一部再現したほか、鹿児島ロケのメイキング映像の上映、ドラマで実際に使用された小道具や衣装の展示などを行う。大河ドラマ館で初めて採用されたプロジェクションマッピングを活用したクイズコーナーも人気を集めている。
同日にはオープニングセレモニーが開催された。
鹿児島市の森博幸市長は「今年は明治維新150年という節目の年。鹿児島市も機運を盛り上げてきた。一昨年の『真田丸』の大河ドラマ館の来場者を超えるよう頑張りたい」と述べた。
セレモニーには、大河ドラマ「西郷どん」で西郷隆盛の父の吉兵衛を演じている風間杜夫さん、母の満佐役の松坂慶子さんも出席し、会場を沸かせていた。
ドラマ館は年中無休。普通入場券は大人(高校生以上)600円、小人(小・中学生)300円。団体入場券(20人以上)の設定もある。開館期間は2019年1月14日まで。
また、ドラマ館周辺では、11日に「維新ふるさと館」の展示がリニューアルされたほか、9日に甲突川左岸緑地に歴史ロード「維新ドラマの道」がオープンした。
大河ドラマ「西郷どん」の第1回の平均視聴率は関東地区が15・4%、関西地区は19・8%、鹿児島地区では34・9%。またBSプレミアムが4・9%(関東地区)と好スタートとなった。