
薩摩川内市の観光関係者
鹿児島県薩摩川内市の関係者が24日、大阪市の観光経済新聞社関西支社を訪問し、市が進めている旅行会社向けの旅行商品造成支援事業をPRした。
薩摩川内市は鹿児島県北西部に位置し、武家屋敷など重要伝統的建造物群保存地区の入来麓、人気漫画「Dr.コトー診療所」の舞台として一躍人気観光スポットとなった甑島(こしきじま)がある。また、九州新幹線の川内駅があるほか、第3セクターの肥薩おれんじ鉄道も走る。
同事業の助成対象は旅行業の登録のある旅行業者。人、自然、食、祭り、健康、芸能、歴史、癒しをテーマに市の観光地を巡る1泊2日以上のプランが条件。
また、九州新幹線川内駅利用や肥薩おれんじ鉄道川内駅利用、甑島来訪などの9つの要件のいずれかに該当する必要がある。1旅行商品に当たり50万円が助成の限度額。助成額は送客実績が1〜9人の本土観光プランで5万円、甑島観光プランで10万円、10〜30人は本土観光プランで10万円、甑島観光でプラン20万円。
31人以上の場合は、本土観光プランが10万円プラス、30人を上回った人数に500円を乗じた額で上限50万円。甑島観光プランは20万円プラス、30人を上回った人数に1千円を乗じた額で上限は50万円。
問い合わせ先は、薩摩川内市観光協会(TEL0996・25・4700)。

薩摩川内市の観光関係者