鳥取県と旅行読売出版社は2月21日、鳥取県日野郡(日南町、日野町、江府町)の魅力を首都圏に紹介するイベント「ひのDAY」を東京・新橋のとっとり・おかやま館で開催した。鳥取県西部の懐かしい里山の風景や、食、工芸品をPRした。
イベントは、昼夜に分けて開催。昼の部では、日南町で廃材や古材を使い寄木アクセサリーを製作する中村建治氏が講師となり「世界にひとつの寄木づくり体験」を実施。参加者は実際に木を使用し、箸置きやコースター、ブローチづくりに挑戦した。
夜の部は、一夜限りのスペシャル「ひのライブ」=写真=を実施。日野町で洋食店を営みながらプロのジャズピアニストとして活動する太枝一正さんがジャズを演奏する中、参加者は「大山どり」など地元食材を使用した特別メニューを堪能した。このほか、日野郡3町の観光関係者がそれぞれの町の魅力を紹介。日南町が6月末から7月中旬にかけて野生のホタル観賞が楽しめる「船通山」、日野町が金運の祈念に年間約20万人の観光客が訪れる「金持神社」、江府町が奥大山の極上の天然水で育つ米「きぬむすめ」をPRした。
会場であいさつした鳥取県東京本部の吉井美和子本部長は「日野川の上流にある自然が素晴らしい日野地域にぜひ遊びに来てほしい」と来訪を呼び掛けた。