東武トップツアーズ(百木田康二社長)と地域・教育魅力化プラットフォーム(岩本悠代表理事)は、両社が共同開発する新しい探究型教育旅行「地域みらい旅(通称:みらたび)」の実証実験を進めている。
みらたびは、高校生自身がさまざまな地域に足を運び、その地域ならではの魅力や価値を実感、探究する中で、自身の好奇心や価値観の幅を広げるきっかけを作るプログラム。今年度は、今年3月に大阪府東大阪市に訪れツアーを企画した経験をもとに、自身の地域でツアーを企画、主催するための支援がスタート、4月21日、約1カ月かけて高校生が考案したツアーを披露する会をオンラインで開いた。
発表したのは、広島県立大崎海星高等学校、山形県立遊佐高等学校、宮崎県立飯野高等学校、島根県立島根中央高等学校、同隠岐島前高等学校の5校。同隠岐島前高等学校は、地域には人情深い人が多いことを踏まえ、地域の人と交流しながら作る隠岐そば作り体験や、隠岐ユネスコ世界ジオパークと絡めたアイデアを紹介するなど、各地域の魅力を引き出すユニークな企画が紹介された。
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