エコバッグを肩にかけ、酒蔵巡りを
岐阜県高山市で古い町並みが残る「さんまちエリア」の酒蔵を巡りながら日本酒の試飲とまち歩きを楽しむ「飛騨高山・酒蔵のん兵衛まつり」が9日から始まる。7月14日まで。主催は飛騨・高山観光コンベンション協会で、今回で4回目。コロナ禍もピークを過ぎた中での本格開催に関係者の期待も大きい。
参加する酒蔵は100年以上の歴史を持つ二木酒造、平瀬酒造店、老田酒造店、舩坂酒造店、原田酒造場、平田酒造場の六つ。
これら酒蔵や中橋観光案内所などで販売する「飛騨高山御酒飲帳」（記念杯、特製エコバッグ付きで3千円）を購入すると、それぞれの店で2種類の地酒が試飲できる。
また、スタンプラリー形式で、御酒飲帳に各酒蔵のスタンプを集めると達成記念として地域の特産品をもらえる。さらに、各酒蔵で買い物額千円ごとにもらえる確認印を集めて御酒飲帳に印刷されたはがきで送ると、抽選でペア宿泊券（3万円相当、1人）や飛騨牛（1万5千円相当、3人）などが当たる特典もある。
飛騨高山音声ガイドを利用してスマートフォンからアクセスすると、酒蔵の歴史や観光名所などを音声ガイドで簡単に視聴できる。専用端末の貸出場所は中橋観光案内所。レンタル料千円がかかるが、返却時に返ってくる。
同協会によると、昨年は6月10日から7月3日まで開催し、700人ほどが参加。今年は行動制限がないなど取り巻く環境が良くなっていることもあり、2千人ほどの参加を見込んでいる。
エコバッグを肩にかけ、酒蔵巡りを
