静岡県ホテル旅館生活衛生同業組合は2月1日、駿河湾フェリーを応援するキャンペーンを始めた。経営難で一時は存続が危ぶまれた同フェリーの利用促進へ、フェリーを運航する団体と共同で実施。フェリーを利用した組合員旅館・ホテルの宿泊客に抽選で3万円分のクーポンなどを贈る。
駿河湾フェリー乗り場と組合員旅館・ホテルで応募台紙を配布。船内のスタンプと宿泊施設のスタンプの二つを押印した人の中から抽選で1人に組合員旅館・ホテルで使えるクーポン3万円分、5人に同クーポン1万円分、10人に駿河湾フェリー乗船券などを贈る。応募は2月29日まで。
駿河湾フェリーは西伊豆の土肥港と静岡市の清水港を結び、航路ながら「県道223号線」に認定されている。経営難で一時は存続が危ぶまれたが、昨年6月1日から運航が一般社団法人ふじさん駿河湾フェリーに移行。県ホテル旅館組合も利用促進へ協力することにした。