長野県小諸市は、人気アニメ「あの夏で待ってる」の 超大型ポスター限定500枚を「ふるさと納税返礼品」に追加した。
長野県 小諸市役所(長野県東部地域、市長:小泉 俊博)は、小諸市が舞台となったアニメ「あの夏で待ってる」の超大型オリジナルポスターを2017年10月27日(金)からふるさと納税返礼品として追加します。アニメ関連のポスターの返礼品は、“長野県内初”となります(2017年10月16日現在)。
■小諸市オリジナルデサインの「なつまち」ポスター
小諸市がふるさと納税返礼品に新たに追加するのは、話題となったアニメ「あの夏で待ってる」のポスターです。同アニメの舞台となった小諸市には、テレビ放送から5周年となった現在も、全国から多くのファンが訪れていることから、ファンへの恩返しの意味を込めて小諸オリジナルデザインのポスターを制作しました。
イラストでは、それぞれのキャラクターが小諸市の特産品を持ったり味わったりしています。このイラストは、小諸市の特産品PRを目的として制作された小諸市ラッピングトラック「こもろん号」にも使用され、関東・関西・中京地域などを快走しています。
ラッピングトラック「こもろん号」の詳細
http://www.city.komoro.lg.jp/news/2017051900065/
■数量限定のダイナミックサイズのポスター
ポスターは、横140cm×縦56cmの珍しい横長タイプで迫力ある大きさとなっています。500枚の数量限定で、なくなり次第申し込みを締め切ります。
■梱包作業は市内の障害者施設に委託
作業の効率化、障害者施設の受注機会の増加を図るため、梱包作業は、市内障害者就労施設 「おむすび作業所」(長野県小諸市菱平187)へ委託します。
事前に作業所指導員による講習を行い、1枚1枚丁寧に梱包します。
■寄付の方法
「あの夏で待ってる」小諸オリジナルデザインポスターは、小諸市のふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」から、10月27日(金)よりお申し込みいただけます。
ふるさとチョイス小諸市
https://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/20208
金額:10,000円
数量:限定500枚
※ ふるさと納税をすると、寄付をした金額の2,000円を超える分が所得税・住民税から控除・還付されます(実質負担2,000円となります)。
■なぜアニメポスターをふるさと納税返礼品に?
小諸市は急激な人口減少や新幹線が開通しなかったなどの理由により、まちの活力が失われつつあります。また、首都圏、名古屋圏、大阪圏の60歳以上の約8割は小諸市を認知している一方で、30歳以下の方の認知度は約4割という低い結果になっています。小諸市では、地域の歴史や文化、豊かな自然、多彩な産業をより知っていただくため、PR動画やラッピングトラックを制作し、小諸の魅力を全国に発信しています。
こうした状況のなか、小諸を舞台としたアニメ「あの夏で待ってる」のテレビ放送をきっかけとして、多くのファンの方が小諸を訪れるようになりました。放送終了から5年経った現在も、その波は続いています。毎年開催している小諸市民まつりには「なつまち連」として100名を超える方が参加されています。また、今年初めて開催した小諸サイクリングプロジェクト「グランフォンド小諸」や「コモロゲイニング」にも、全国各地から多くのアニメファンにご参加いただきました。
新幹線が開通しなかったことで豊かな自然や歴史が守られた小諸は、人気アニメ作品の舞台となりました。その結果、根強いファンの方々が小諸市に足を運び、SNSで小諸の情報発信をしています。このように、アニメをきっかけとして小諸市が活性化されてきていることから、今回の「あの夏で待ってる」小諸オリジナルポスターを制作しました。
今回の事例のように小諸市が舞台となったアニメ等、若年層が目を引くような小諸市をPRし、さらなる活性化を図っていきます。また、小諸市では第2弾のアニメポスター計画も実施予定です。
【長野県小諸市とは】
長野県小諸市は、人口42,715人(2017年9月1日現在)で雄大な浅間山の南斜面に広がり、市の中央部を千曲川が流れる詩情豊かな高原都市です。東京から約150km。車で2時間半・電車で約1時間半とアクセス抜群です。軽井沢町からは車で約30分です。