
2018年JASRAC賞の受賞者
日本音楽著作権協会(JASRAC)はこのほど、著作物使用料の分配額が多かったなどの音楽作品に贈られる2018年JASRAC賞を発表し、都内で贈呈式を開催した。前年度の著作物使用料の分配額が多かった国内楽曲のうち、1位の「金賞」は、星野源作詞・作曲の「恋」が受賞した。2位の「銀賞」は、すぎやまこういち作曲の「ドラゴンクエスト序曲」、3位の「銅賞」は、阿久悠作詞・都倉俊一作曲の「UFO」だった。
金賞の「恋」は星野源主演のテレビドラマの主題歌として人気を博し、エンディングシーンのダンスの振り付けは「恋ダンス」として話題に。インタラクティブ配信やカラオケを中心に広い分野で利用された。
銀賞の「ドラゴンクエスト序曲」は、人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズのCMに継続して利用され、昨年の銅賞に続く受賞となった。銅賞の「UFO」は、1977年の発売。携帯電話会社のCMに利用されたことなどもあり初受賞となった。
海外の著作権管理団体からの入金が最も多かった国内作品に贈られる「国際賞」は菊池俊輔作曲でアニメ楽曲の「ドラゴンボールZ BGM(TV)」、分配額が最も多かった外国作品に贈られる「外国作品賞」は、昨年に続き「DAYDREAM BELIEVER」が受賞した。
2018年JASRAC賞の受賞者