進む 学校の「SDGs教育」 修学旅行での対応も必須


 2015年の国連サミットで採択された国際目標「SDGs」(持続可能な開発目標)。日本でもSDGs達成に向けた取り組みが進みつつある。一方で、中学校や高等学校などの学校では、SDGsを学びの重要なテーマとして位置付け、「総合的な学習の時間」や「総合的な探究の時間」などで学習を深めようとしている。観光業界として学校の求める修学旅行などでのSDGsプログラムのニーズに応えるため、学校でのSDGs教育について現状を探った。

 SDGsは持続可能な世界を実現するための17の目標とそれを具体的に示した169のターゲットで構成される。目標は「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「すべての人に健康と福祉を」などで、30年までの達成を目指す。

 新学習指導要領が小学校で20年度から、中学校で21年度から本格実施された。高校では22年度からスタートする。この新学習指導要領では「持続可能な社会の創り手の育成」が明記され、各学校でSDGs達成のための「持続可能な開発のための教育(ESD)」が推進されている。

 では、学校では具体的にどんなSDGs教育を行っているのか。東京都に所在する公立の中学校と高等学校での取り組みを紹介する。

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