読売旅連などが総会、キャンペーンを継続実施


連盟・協会それぞれの通常総会に続き、合同総会を実施

 読売旅行協定旅館ホテル連盟(大木正治会長=愛媛県・ホテル葛城、628会員)と同社契約指定協会(中島四郎会長=島根県・鷗外村ふる里、607会員)は11日、京王プラザホテル東京(東京都新宿区)で通常総会を開き、連盟・協会会員と会社相互の業績向上を目指した「『Win―Win』キャンペーン」の継続実施など、今年度事業計画を承認した。任期満了に伴う役員改選では大木、中島両会長を再選した。

 同連盟・協会の通常総会は隔年の実施。通常総会のない年は理事らによる理事会総会を行っている。

 「Win―Win」キャンペーンは、読売旅行の主催旅行や受注型企画旅行、手配旅行の顧客紹介、読売新聞の新規購読者紹介などで多くの実績を残した会員や、優れた誘客事業を行った連盟・協会の全国9地区会を表彰するもの。

 昨年度から実施し、今年度も会社の創立55周年記念と銘打ち、継続実施することにした。期間は7月1日から来年6月30日までの1年間。

 連盟・協会の通常総会に続き行われた合同総会で昨年度の受賞者を表彰。「よみうり大琉球まつり」を長年続けている沖縄地区会、新聞の新規購読者紹介で北海道地区会、顧客紹介で龍馬の宿南水(高知市)がそれぞれ受賞した。

 今年度事業計画はこのほか、会社と連携した地区会ごとの誘客事業、インターネットや月刊旅行読売を利用した観光情報の発信など。

 連盟の大木会長は「全国の地区会活動を活発に行うことで会社と会員双方の業績が上がる。今後も積極的に推進したい」、協会の中島会長は「会社、お客さま、われわれ受け入れ施設の三者が“ウイン・ウイン・ウイン”の関係になるよう努めてまいりたい」とあいさつ。

 読売旅行の川島紳明社長は「会社は今年、創立55周年。今日を迎えられたのは連盟・協会の皆さまがあってこそ。これから下期に向け、これまでにないキャンペーン商品を全国展開し、皆さまの施設にお客さまをお送りしたい」と強調。

 川島社長はまた、「会社は世の中の動きに対応して、変わっていかねばならない。『変化をしてお客さまを拡大する』ことが今年最大のテーマだ」とし、(1)バス旅行の見直し、内容のレベルアップ(2)商品開発の強化、話題性のある観光素材の商品化―を進めている現状を述べた。

 
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