日本観光振興協会は6日、2018年の観光関連ウェブサイトの年間閲覧者数を発表した。それによると、都道府県公式観光情報サイトではパソコン、スマートフォン(スマホ)ともに、東京都の「GO TOKYO」が閲覧者数のトップとなった。
ネット行動分析サービスを提供するヴァリューズ社(東京都港区)と協同で調べた。
「GO TOKYO」は日々のイベント情報や各所の観光スポットなど豊富なコンテンツをそろえており、「安定して多くの閲覧者を集めている」と日観振。
パソコンでは2位が山梨県の「富士の国やまなし観光ネット」、3位長崎県の「ながさき旅ネット」、スマホはそれぞれ三重県の「観光三重」、「ながさき旅ネット」。
「ながさき旅ネット」は閲覧者数が17年よりも約1.4倍増加。18年7月に世界文化遺産登録を受けて知名度が向上したことに加え、ウェブサイトから直接旅の予約を可能にするなど、サイトの利便性が増加につながったとみられる。