観光庁は2023年度から、DMOが抱える課題に対応した新たな支援策を実施する。主要ポストへの人材登用や財源確保、日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS―D)の普及などの支援策を追加。さらに、持続可能で国際競争力の高い魅力ある観光地域づくりに取り組む「世界的なDMO」を目指す「先駆的DMO」を選定し、支援を強化する。
DMOへの新たな支援策については、9日に開かれたDMO全国会議のパネルディスカッションで観光庁観光地域振興部の中村広樹部長が「全体の底上げをさらに図るため、現在の状況について強み、弱みを見える化し、課題解決のために必要な支援を実施していく」と説明した。
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