メキシコなどで発生し、感染の拡大が懸念される豚インフルエンザ(新型インフルエンザ)に関して、政府は4月25日、総理官邸内危機管理センターに情報連絡室を設置した。国土交通省も情報連絡室を設置。観光庁は、メキシコ渡航を取り扱う旅行業者に対し、旅行者への情報提供を徹底するよう求めた。
国交省の情報連絡室は、危機管理室参事官を室長に、海事局、航空局、港湾局、観光庁などの担当課長で構成している。観光関係では、旅行業者に最新情報の収集と旅行者への情報周知を求めた。航空関係では、航空会社、成田国際空港に検疫などに協力するよう要請した。
政府は28日に情報連絡室を格上げし、対策本部を設置した。