観光庁は1月17日、2020年度「地域観光資源の多言語解説整備支援事業」の支援先の募集を開始した。文化財、国立公園などの観光資源に関して訪日外国人旅行者に分かりやすく魅力的な解説文の作成を支援する。応募締め切りは2月21日。当初予算成立が前提で、3月下旬には支援先を決定する予定。
申請の対象者は、地域の関係者で構成する協議会。協議会は、観光資源を所有、管理する個人・団体、自治体、DMO、観光協会などで構成されることなどが要件。所定の書類を作成して観光庁観光地域振興部観光資源課に申請する。
支援の内容は、1地域当たり500万~1千万円分の解説文の作成で、解説文の点数にすると、1点250ワードの場合で25~50点となる。解説文の作成は、事業計画に基づいて国が直接執行する。