観光庁、短編映画祭に観光部門を新設へ


 観光庁は、日本の観光魅力を発信し、国内外の人々の旅行意欲を刺激しようと、アジア最大級の短編映画の祭典「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2010」に旅をテーマにした観光部門を新設することにした。映画祭を主宰する俳優の別所哲也さんが、観光庁任命の「YOKOSO!JAPAN大使」であることから実現したプロジェクト。8月1日から12月15日まで参加作品を募集する。

 同映画祭は、国内唯一の米国アカデミー賞公認の短編映画祭。作品は25分以内などの規定がある。11回目を迎える09年の映画祭は、今月4〜14日、東京や横浜を会場に開催されており、世界から3千本以上の作品が寄せられている。

 2010年の映画祭に新設される観光部門の名称は、「旅ショ〜っト!プロジェクト」。募集するのは、「旅がしたくなる」「日本に行きたくなる」などをキーワードに、「旅の魅力」「日本の観光資源」を題材にした10分以内のショートフィルム作品。

 制作者の国籍などは問わないが、国内で撮影された作品に限る。応募作品の中からノミネート作品を映画祭で上映し、優秀作品を選ぶ。優秀作品などは、ビジット・ジャパン・キャンペーンや国内観光旅行の活性化に向けたPRなどにも活用していく。

 応募の詳細は、ホームページ(www.shortshorts.org)まで。

 
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