西鉄、中型自動運転バスの実証実験を実施

  • 2020年1月30日

 西鉄は23日、中型自動運転バスの実証実験を実施すると発表した。

西日本鉄道㈱および西鉄バス北九州㈱は、経済産業省・国土交通省が行う「中型自動運転バスによる実証評価」の事業者に選定されたことを受け、将来的な自動運転バスの社会実装と公道走行を目指すべく、北九州エリアにおいて自動運転バスの実証実験に取り組みます。

この取り組みは、自動運転バスの社会実装に向け、必要な技術や事業環境等を整備することを目的に行われるもので、当社は実証事業者として自動運転バスの運行業務や関係機関との調整、検証項目の立案、試験走行を通じた各種検証等の役割を担います。

近年、当社を含む多くのバス事業者が「バス運転士の不足」と「利用者減少に伴う採算悪化」という課題を抱える中、自動運転バスは、省人化や運行本数の増・運行時間帯の拡大などの面でバスの利便性向上に寄与するものと期待されています。当社は、将来的な自動運転バスの社会実装を見据え、本取り組みを通じて自動運転バスの運行に資する知見を蓄積してまいります。

実証実験は、西鉄バス北九州㈱が運行する路線バス「朽網(くさみ)駅~北九州空港線」(約10.5㎞)と同じルートで行います。北九州空港と最寄り鉄道駅であるJR朽網駅を結ぶ当路線は、空港の二次交通として重要な路線であるほか、沿線には企業の工場をはじめ多くの事業所や施設が集積しており、地域住民や従業員の交通手段としての役割も担っています。また、当ルートは区間を通して概ね道路幅が広く交通量も少ないため、走行環境の面においても適していると考えられることから実験区間に選定されました。

実証実験は、本年2月に小型自動運転バスを用いる実験(プレ実証評価)と、本年7月以降に中型自動運転バスを用いる実験(実証評価)の計2回を実施します。プレ実証評価では、1日4往復程度運行し、安全性の確認や諸課題の洗い出しを行い、その結果を踏まえて実証評価に臨みます。なお、実施にあたっては、関係機関との調整など、北九州市からサポートいただきながら進めてまいります。

西鉄グループでは、今後も持続可能な公共交通ネットワークの構築に向けて、自動運転技術をはじめとする先進技術の導入と事業化に向けた取り組みを行ってまいります。

 
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