藤田観光とワシントンホテル、宿泊システム会員の相互利用を開始


 藤田観光とワシントンホテルは、宿泊システム会員の相互利用を開始した。

ワシントンホテル株式会社(本社:名古屋市、代表取締役社長:内田 和男、以下「WH社」と記載)と、藤田観光株式会社(本社:東京、代表取締役兼社長執行役員:伊勢 宜弘、以下「藤田観光」と記載)は、両社の宿泊面の販売強化をしていくことを目的に、それぞれの宿泊システム会員の相互利用を進めることで、利便性を向上してまいります。

▲WH社運営ホテル例(高崎ワシントンホテルプラザ)と藤田観光運営ホテル例(ホテルタビノス浜松町)▲WH社運営ホテル例(高崎ワシントンホテルプラザ)と藤田観光運営ホテル例(ホテルタビノス浜松町)

 

まずは8月1日から先行して、藤田観光の系列ホテル22施設(※1)が、WH社の予約サイト兼会員ポイントプログラムである「宿泊ネット」に加盟いたします。
それにより、WH社の会員が「宿泊ネット」から藤田観光の施設を予約でき、ポイントが獲得できるようになります。なお、来年には藤田観光の宿泊サイトでもWH社の施設が予約できるようにし、会員の相互利用が可能になるよう進めてまいります。

(※1)藤田観光及び藤田観光子会社が直営するワシントンホテル11施設、ホテルグレイスリー8施設、ホテルタビノス2施設、ホテルフジタ1施設、計22施設(詳細は以下URL「加盟施設一覧表」参照)
「加盟施設一覧表」https://prtimes.jp/a/?f=d30127-20200730-1060.pdf
 

■背景(両社の狙い)
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴い、ホテル利用需要は大幅に減少しており、コロナ収束後もWeb会議の定着等による影響が想定されます。また、昨今は主要都市をはじめ各都市でホテルの新設増加による競争が高まり、お客様の選択肢が増えている等、ホテルの需給環境は転換期を迎えています。そのような中、今後、予約が可能な間口を広げ、集客力向上を目指す両社の狙いが合致し、今回の協力に繋がりました。
また、両社は「ワシントンホテル」の商標を共同出願し相互に所有しております。
両社の顧客が、相互のワシントンホテルを利用されることで、ブランド基盤が強化され、競争力を向上させることも狙いのひとつです。

■「宿泊ネット」について
宿泊ネットは、約24万人の会員(2020年3月末現在)がおり、年間延べ61万室(2020年3月期)が利用されるWH社が運営する入会費・年会費無料の宿泊予約サイトです。
WH社の2020年3月期における客室販売数の約4分の1が宿泊ネットによる販売であり、宿泊ネットのリピーター率は62.0%(2020年3月期)と宿泊ネット会員は安定顧客となっています。
また、宿泊ネットの会員ポイントプログラムは、全国80施設(2020年3月末現在)の「宿泊ネット」ネットワークホテルにおいて共通で使えるポイント制度となっており、ご予約いただいた場合に、ご宿泊料金(税別)の7%がポイントとして付与されます。貯まったポイントは1ポイント=1円で換算し、対象ホテルの「次回のご宿泊料金」としてのご利用や、「現金でのキャッシュバック」または「Amazon®ギフト券」、「PayPayギフトカード」と交換していただくことも可能で、ポイントの付与から交換、利用まで、すべてネット上で完結できるため、ホテル側の手間も少ない効率的なシステムとなっています。 

 

 

 
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