来年1月が、日本にスキーが伝わってちょうど100年とされる。多くのスキー場を抱える群馬県と県スキー場経営者協会(加盟24スキー場)はスキーヤーを呼ぶチャンスとらえ、旅行業者やマスコミ関係者らを招き、このほど東京都内で情報交換会を開いた。
会場にはスキーを伝えたとされる「レルヒ少佐」も新潟から駆けつけ、県のマスコット・ぐんまちゃんとともに、来場者を出迎えた。また、スキー場関係者がパンフレットなどを配り、魅力をアピールした。
来賓の田端浩・観光庁観光地域振興部長は、スポーツ観光の推進に取り組んでいることを踏まえ「100周年はスキーに目を向けてもらえるチャンス。ウインタースポーツ全体が盛り上がるよう庁としても力を入れていきたい」と述べた。
交換会には県出身で、ノルディックスキー複合団体の五輪金メダリスト荻原健司さん(前参院議員)とタレントで弟の次晴さんも出席。健司さんは「群馬のスキー場は首都圏から近く、温泉とセットになっているのが大きな特徴。多くの客を送り込んでほしい」と訴えた。
群馬のスキー場の魅力をPRする荻原兄弟