
群馬県観光国際協会(理事長、田村亮一・中之条町観光協会会長)は14日、東京・銀座のぐんま総合情報センター(ぐんまちゃん家)で情報交換会を開き、秋冬の観光素材をマスコミ関係者らに提供した。
田村理事長は「群馬デスティネーションキャンペーン(DC)も最終コーナーに入ったが、各地でにぎわいが戻り、大成功だ。この勢いを来年につなげるため、アフターDCに力を入れていく」と述べ、着地型ツアーである「はばたけ群馬 観光博覧会」=写真はパンフレット=の展開に自信を見せた。
観光博覧会のパンフは従来、縦長の作りだったが、体裁を変更し内容を見やすくするとともに、「プラス温泉三昧」として、新たに宿泊企画を加えた。
主な企画を見ると。桐生市の日帰りツアー「くろほね秋のまんぷくツアー」はわたらせ渓谷鉄道に乗り、ぶどう狩りや芋掘り体験のほか、水力発電所を見学し温泉入浴付き。10月1、2日に催行し、参加費は大人8千円、子供6500円。地元ガイドが案内する。
ロールケーキだけを食べ歩く「お口にグルッと南群馬 ロールケーキ・トライアングル」(来年3月中旬開催、参加費5980円)は「人気企画で、キャンセル待ちになることもある」という。
温泉三昧には約50の旅館・ホテルが参加。宿泊料金は6300円からで、日帰りツアーと一緒に申し込むとツアー代金が500円ほど安くなる。
