
「草津から元気、そして笑顔を」。群馬県の草津温泉で8日、草津温泉特別寄席が開かれた。東日本大震災で避難している福島県の南相馬市民も参加し、落語家の絶妙な語りに笑顔を見せていた。
草津温泉らくご事務局主催で、落語芸術協会や草津町などが後援した。会場となった草津音楽の森国際コンサートホールには、無料招待された南相馬市民ら約30人を含む約300人が集まった。
この日は同協会副会長の三遊亭小遊三=写真=をはじめ、江戸家まねき猫、三遊亭遊雀らが出演、得意の演目や大喜利などが披露された。この日は、群馬デスティネーションキャンペーンのマスコット、ぐんまちゃんと同協会のマスコット、ばくすけの共演もあり、場を盛り上げていた。
